こちらのブログでも何度か記事にしてきた、美弥るりかさんのバウ公演。
宝塚友の会をはじめ、各プレイガイドでもそろそろ先行発売がはじまっている。
チケット難が予想されたこの公演、さっそく転売サイトでの高値の出品が相次いでいる。
だから、言わんこっちゃない。
現在のところ、最高値は175,000円。
もともとは6,300円のチケット。
一般の方なのか?こんなえげつないことをするのは…。
175,000円での出品は1/20(日)11:00公演のチケット。
「1列13~24番」とある。
ぼかしているつもりだろうが、たったの12席ということをお分かりだろうか?
当日12人に「恐れ入りますが」と声を掛ければ、そのチケットが本人のものか確認できるのだ。
「知人から譲ってもらいました」と言ったところで、「左様でございますか、では誠に恐縮ですが」とその知人に連絡を取ってもらうことだってできる。
仮に友の会で販売されたチケットであれば、座席番号から個人を特定することなんて容易いこと。
他の出品チケットについても同様だ。
「〇~〇番」などと幅を持たせて出品しているようだが、販売元から見ればどの席が転売されているか、だいたい見当がついているのではないだろうか。
宝塚が本気を出せば、いくらだって転売チケットを突き止めることはできるのだ。
ましてや、バウホールなんてたったの500席ちょい。
当日、写真付き身分証明書持参を義務付けることだってできる。
どうして、しないのかな~。
宝塚が本気で転売を阻止しているように感じられないのはなぜか。
あくまでも想像だが、転売しているのは、いわゆる「転売屋」といわれる玄人だけではなく、ごくごく一般の、もしかしたら宝塚ファンまでが含まれているからではないだろうか?
例えば…
チケット難で、家族や友人知人に頼んで申込んだら、予想外に多く当選してしまいチケットの行き先に困り、おけぴはやり取りが面倒だよね、チケ流なら名前を出さなくてもいけるんじゃね?と出品。
あまり安値で出品すると転売される可能性もあるから、相場を見て30,000円で出品したけどいいよね?みたいな一般ファン。
あるいは…
アンナカレーニナって絶対にチケ難じゃん!当選して転売したら小遣い稼ぎができる!それで〇組さんのチケットが買える!と、最初から転売目的エントリーファン。
罪深い…
チケットぴあや劇団四季などが導入している、「リセールサービス」や「チケット出品サービス」のようなしくみを、宝塚も検討すべき時期に来ていると思う。