勝手にタカラヅカ

思いつくまま宝塚について考えたことを記録する

美弥るりかさんとバウ

8/7に美弥るりかさんバウ公演の金額訂正に憤って記事を書いた。
一流企業「阪急」を親会社に持つ宝塚が、収入見込みを間違うかっ!と。
そこへ持ってきて、今回の主要キャストの発表。

アレクセイ・ヴィロンスキー伯爵…美弥 るりか
アンナ・カレーニナ…海乃 美月
アレクセイ・カレーニン…月城 かなと

海乃さんは想定内のキャスティングだが、カレーニン役に正3番手の月城さんを持ってきた。

想・定・外!


そもそもバウホールとは、若手スターや演出家を育成するための登竜門の役割を担っている劇場である。
そのため客席数も少なく、チケット単価も低く抑えられている。
まだ未熟ではあるが、これから羽ばたこうとしている若手を包みこむようなあたたかさを持つ劇場。

そこへ、研16の2番手が主演。
そしてトップ娘役になってもおかしくない娘役がヒロイン。
2番手ポジションにはこれまた人気の3番手男役を配置。

しかも作品はベテラン演出家による再演もの。

もうキャリアしか感じないこの布陣。
どこが若手の登竜門なんだ。

あ、金額だけは若手バウ価格の5,300円だったか。
ネットで大騒ぎになり、4日後6,300円に変更したけど。

どんぶり勘定にも程がある。
行き当たりばったり感が強すぎて、
おいおい、月組のプロデューサーって大丈夫なのか?と心配になってくる。


なぜこんなイレギュラーが?

希望も込めて良い方に解釈するなら、主演の美弥さんの意向が聞き入れられたと思いたい。

美弥さんにとって「アンナ・カレーニナ」は、思い入れのある作品らしい。
星組時代にオーディションでカレーニン役を得ている。

満を持してのヴィロンスキー伯爵役で主演。

若手ならともかく、それなりの学年になれば頂点に立てるかどうかは別として、自ずと先が見えてくる。
1作たりとも無駄にしたくないという気持ちがあるのではないか?
しかも主演となれば、なおさら。

発表されたキャスティングも美弥さんの希望なのか、「面食い」と評判の植田景子先生の意向なのか。

月城さんと海乃さんは、つい最近まで「THE LAST PARTY」で、景子先生の演出を受けたばかりではないか。
同じ組で、別箱とはいえ同じ演出家が続くことってありなのか?

イレギュラーすぎる。

どれもこれも、美弥さんの意向、景子先生の好み、で片付けられそうだが、多くのファンがどうしても納得できない点がだたひとつ。


なぜバウなのか?
ここが一番、引っかかるところ。

 

美弥さんが、これまでバウでの単独主演がないから。
との見方がもっぱらだが、本当にそうなのか?

100歩譲って、本人がバウでの主演を希望されたとしましょう。
ならばその後に東上公演をつけるでしょう。

最近はあまりなくなったが、以前はバウと東上がセットになった公演がいくつもあった。


わからない。
チケット不足になるのは目に見えている。
宝塚のプロデューサーは先を見る目がないのか!
そして、そろばんを弾けないのか!
それもとも他の思惑があるのか!

 

宝塚って阪急が親会社で経営戦略とかしっかりしていそうだけど、実はその場のひらめきで物事を決めちゃうような、行き当たりばったりのどんぶり劇団なんじゃない?
これで100年続いてきたのだ!
これでいいのだ!
…そんなバカボンのパパみたいな劇団。と考えることにした。

(特に月組はそんな気がする)

そのうち、シレッと東上公演をくっつけてくるかもしれないし。
これでいいのだ!って。

まあ、くれぐれも「餞別」とかいうわけのかわらない理由で、このイレギュラーを説明しないでくれよ。