勝手にタカラヅカ

思いつくまま宝塚について考えたことを記録する

トップの引き際

ここまで発表された来年の宝塚のラインナップをみていると、いろんなことが想像できる。

たぶん、明日海りおさんは2月の「CASANOVA」で退団だろう。
一本物での退団はないというけれど、前例がないわけではない。
生田先生の特徴である長ったらしいサブタイトルが、今のところついていないところも気になる。

「MESSIAH」を観てみると、細くて男役としては決して大きくないはずの明日海さんが、想像以上に大きく見えることに驚く。
長く真ん中に立ち続けた人のカリスマ性とはこういうものか。

しかし、何ごとも去り際が大切。
年末に舞浜でコンサートを行って、ここらがちょうどいいタイミングではないか。

来年の6月、花組のACTに主演する人が次のトップだろう。

もうひとつ気になるのは、先日発表された月組の美弥るりかさんの1月のバウ公演。

いろんな憶測が飛びかっているが、まことに不可解なバウ主演。
だったら、美弥さんが6月に花組で「ANNA KARENINA」を再演したらちょうどいいじゃないか!
と思いついたが、情熱的な花組ファンが黙っているはずもなく。

珠城りょうさんは、最近のトップ平均任期にあたる来年の3月からの公演で退団されるものだと思っていた。
早くに抜擢され、よく天海祐希さんと比較されるが、天海さんとは華やかさもタイプも全く違う。

何かのインタビューで、早くにトップになったことに対する批判があることは自覚していると答えていたのを読み、少し意外だった。
相当なプレッシャーだっただろうと思う。そしてそのプレッシャーは今も続く。

自分より年上で、上級生で、あきらかに自分よりも人気のある2番手を持つトップさんというのはどういった心境だろう。
東京公演の千秋楽、楽屋囗の反対側にズラ~ッと並んだファン。
長い長い美弥さんのファンの列を笑顔で通り過ぎ、ご自分のファンの前まで歩く珠城さんの姿を見て、この方はたいした大物なのか、はたまた天然のフリをしているのか、気になった。

その美弥さんにとって、スターとして残されている時間が少ないこともご存じのはず。

宝塚は次へのバトンを渡すことで、長く続いてきた場所。
引き際を間違わないでほしい。