勝手にタカラヅカ

思いつくまま宝塚について考えたことを記録する

仙名彩世さんは「歌劇」の表紙に登場するのか

これまでにも何度か「歌劇」や「宝塚GRAPH」の表紙とスターとの関係性について書いた。
もう面倒くさいのでいちいち説明しないが、これらの表紙はカレンダーと並んで多くのことを想像させてくれる。

「歌劇」2019年1月号の表紙は望海風斗さん。
意味深ですね。
え?なに?って方は、「歌劇」1月号の表紙に注目の記事を読んでください。

ここでおさらい。

「歌劇」の表紙は基本的に各組の男役トップスターと2番手が飾る。
1年のうちで同じ方が登場することはない。

該当する方々を並べてみる。(敬称略)

明日海りお
柚香光
珠城りょう
美弥るりか
望海風斗
彩風咲奈
紅ゆずる
礼真琴
真風涼帆
芹香斗亜

そしてもちろん
轟悠

1、2、3…全部で11人。
1年は12ヵ月。
歌劇の表紙も12ヵ月。

1枠余る。

ここ3年は娘役トップの愛希れいかさんがこの1枠を飾っていた。
トップ娘役ならだれでもOK!というわけでもないようだが、
愛希さんなら、文句のつけようがない。
近年では他に夢咲ねねさんと蘭乃はなさんがいる。

では、愛希さんが退団した2019年の残り1枠の表紙には誰が登場するのか?

考えられるのは以下の3パターン。

(1)やっぱり娘役トップ
(2)誰かトップさんが退団し、2番手に昇格する人
(3)北翔海莉さんのように専科から降臨

今のところ、一番無難で可能性が高いのが(1)のパターンではないか。
では、現トップ娘役の中で誰が適任か?

…。

在任期間は短い気はするけれど、やっぱり花組の仙名彩世さんでしょうね。

仙名さんは4/28の東京千秋楽で退団する。

では、2月3月4月の「歌劇」のいずれかの表紙を仙名さんは飾るのか?

大注目ですね。

もし、4月までに仙名さんが登場しない場合は、上記の(2)か(3)のパターンとなる。

2019年の公演カレンダーからみても、かなり話はややこしくなる。

 

「宝塚GRAPH」1月号の表紙は真風凉帆さん

「宝塚GRAPH(通称:グラフ)」12月号が発売され、次号予告に次回表紙ジェンヌも紹介されている。
2019年1月号の表紙は真風凉帆さん。

あれ?

1月って宙組公演あったっけ?

以前「歌劇」の表紙とスターの関係性について書いた

今回は、グラフの表紙について考えてみる。
グラフ新年号の表紙は、かつてトップスター以外が飾ることもあったが、
2014年の100周年以降、トップスターが表紙に登場している。

2014年以降のグラフ表紙をあげてみる。

  グラフ表紙 大劇場 東京 別箱
2014 轟 悠
2015 明日海りお
2016 早霧せいな
2017 紅ゆずる
2018 望海風斗
2019 真風凉帆


公演とリンクしない表紙は誰か…?

2014年の轟悠さんと、2016年の早霧せいなさん。
そして、2019年の真風凉帆さん。

しかし、

2014年の轟さんは、100周年ということで表紙を飾ったように思えるが、実は別箱の月組公演にレッド・バトラー役で出演している。

では2016年の早霧さんはどうか?

…。

リンクしてない。

本来ならば宙組月組星組のいずれかのトップスターが表紙となるはず。
ちなみに、この年の「歌劇」新年号の表紙は朝夏まなとさん。

はい、ここで宙組消えた!

ではなぜこの年は、残りの月組星組のトップスターではなく、雪組トップの早霧さんが表紙だったのか?

それは、この年に月組トップスターの龍真咲さんと、星組トップスターの北翔海莉さんが退団しているから。

退団月の歌劇とグラフの表紙をトップスターが飾るのは、周知の事実。

2019年新年号のグラフの表紙は、本来ならば星組雪組月組のトップスターのいづかれが飾るはず。
上の表からも分かるように2018年新年号は雪組の望海風斗さん。
その前の2017年新年号は星組の紅ゆずるさん。

百歩譲って、最近登場したこの二人を省いたとしても、
もう一人いるよね?ふさわしいトップさんが。

 

なぜここで宙組の真風さんが登場したのか?

 

同じことが歌劇新年号の表紙についてもいえるわけで、こちらも大注目でございます。

転売…宝塚が本気を出したら

こちらのブログでも何度か記事にしてきた、美弥るりかさんのバウ公演。

美弥さんバウの金額
美弥るりかさんとバウ

宝塚友の会をはじめ、各プレイガイドでもそろそろ先行発売がはじまっている。
チケット難が予想されたこの公演、さっそく転売サイトでの高値の出品が相次いでいる。

だから、言わんこっちゃない。

現在のところ、最高値は175,000円。
もともとは6,300円のチケット。
一般の方なのか?こんなえげつないことをするのは…。

175,000円での出品は1/20(日)11:00公演のチケット。
「1列13~24番」とある。
ぼかしているつもりだろうが、たったの12席ということをお分かりだろうか?
当日12人に「恐れ入りますが」と声を掛ければ、そのチケットが本人のものか確認できるのだ。

「知人から譲ってもらいました」と言ったところで、「左様でございますか、では誠に恐縮ですが」とその知人に連絡を取ってもらうことだってできる。

仮に友の会で販売されたチケットであれば、座席番号から個人を特定することなんて容易いこと。

他の出品チケットについても同様だ。
「〇~〇番」などと幅を持たせて出品しているようだが、販売元から見ればどの席が転売されているか、だいたい見当がついているのではないだろうか。

宝塚が本気を出せば、いくらだって転売チケットを突き止めることはできるのだ。

ましてや、バウホールなんてたったの500席ちょい。
当日、写真付き身分証明書持参を義務付けることだってできる。

どうして、しないのかな~。
宝塚が本気で転売を阻止しているように感じられないのはなぜか。

あくまでも想像だが、転売しているのは、いわゆる「転売屋」といわれる玄人だけではなく、ごくごく一般の、もしかしたら宝塚ファンまでが含まれているからではないだろうか?

例えば…

チケット難で、家族や友人知人に頼んで申込んだら、予想外に多く当選してしまいチケットの行き先に困り、おけぴはやり取りが面倒だよね、チケ流なら名前を出さなくてもいけるんじゃね?と出品。
あまり安値で出品すると転売される可能性もあるから、相場を見て30,000円で出品したけどいいよね?みたいな一般ファン。

あるいは…

アンナカレーニナって絶対にチケ難じゃん!当選して転売したら小遣い稼ぎができる!それで〇組さんのチケットが買える!と、最初から転売目的エントリーファン。

罪深い…

チケットぴあや劇団四季などが導入している、「リセールサービス」や「チケット出品サービス」のようなしくみを、宝塚も検討すべき時期に来ていると思う。

お茶会 レポ禁かレポOKか

先日、美弥るりかさんのお茶会が東京であり、その時の様子が「レポート」としてツイッターに流れてきた。
なかでも興味を惹かれたのは、エリザベート大劇場公演の休演に関するコメント。

ツイッターで「美弥茶」「休演」で検索すると出てくる。

だいたい似たような内容が多く、要約すると次のようなものになる。

「休演は自分で決めた。頑張れば千秋楽までできたけど、エリザベートという作品を守ることを選んだ。」

あの休演騒動のなかで、観客として心配し、ドキドキし、経過を見守った一人として、
最初にこのコメントを読んだとき、かなり違和感をおぼえた。
気持ちの奥の方で、なにかがサーッと引くような感覚。

この休演については、以前記事にしている

エリザベート」のフランツが休演。
それによりフランツ、ルキーニ、シュテファンがトコロテン式に代役。
そして一日の休演日も挟まず、2回公演の3連休へと突入。
代役公演の4日間は非常事態だった。

その一番の当事者だった方のコメントがこれか!

けれど、お茶会をレポートをしたツイートはどれも好意的で、
口ぐちに「感動した」「涙が出た」と絶賛している。

この温度差は何だ?

引き続き、同じ「美弥茶」「休演」のワードをGoogleで検索したところ、
もっと長い「お茶会レポート」に巡り会うことができた。

その内容は、もしかして速記でもしていましたか?というくらい具体的な口調で、引用すると以下のような文章。

宝塚では本当にご心配おかけしました。
休演は、自分で決めたところが大きくて。
言い方が悪いですが、無理をすれば千秋楽までできるとも思ったけれど、エリザベートという作品を守るためにはこれが一番よかった…いや、よくはないんですけどね、もちろん舞台に穴を開けてしまったことはあってはならないことではありますが…。本当に苦しくて、でもこういう決断をしました。

これを読むと、美弥さんの心の迷いが伝わってくる。
「作品を守るためにはこれが一番よかった…」「いや、よくはないんですけどね」
「本当に苦しくて」「でもこういう決断をしました」
相反する言葉が前後して登場するあたりもリアル。

多くのツイートにあった「頑張れば千秋楽までできた」というニュアンスの言葉は、実は一番伝えたかった部分ではなく「いや、よくはないんですけどね」とか「本当に苦しくて」とある、揺れ動く微妙な言葉の方に本音があるような気がする。

ただ、この方の文章の内容が100%本物か?と言われれば、それも不確かなわけで…。
真実は、当日その場にいた人にしか分からない。

お茶会という閉じられた空間のなかで、スターさんが目の前のファンに向けて言葉を選びながら話した内容が、まったく別のニュアンスで伝わることもある。

お茶会は会費を払って、スターに会いに出向くもの。
スターとファンの距離が近い分、気を許してしまうのか、たまに思わぬ貴重な話を(ポロリと)されることもある。
そんなこんなも、お茶会ならではの楽しみではあるのだが、そこで聞いたお話や雰囲気は、その場に居合わせた人たちだけが共有できるもののような気がする。

活字では伝わりにくいものがある。ひとり歩きする言葉もある。

宝塚のお茶会は主催者によって「レポートOK」「レポート禁止」に分かれるが、スター級の方々については、いわゆる「レポ禁」の方が良いのではないだろうか。

愛月ひかるさんの専科への異動

10/18HPに掲載された、もうご存知のニュース

このたび、下記の通り、組替え(異動)が決定しましたのでお知らせいたします。   

宙組
愛月 ひかる・・・2019年2月26日付で専科へ異動
※異動後に最初に出演する公演は未定です。

仙名彩世さんの退団発表のときに
「これから一気に宝塚のスター地図が変わりそうな気配」
と書いたが、
あらら、こんなに早く次の砲が!

散々あちらこちらで騒がれ、そろそろ落ち着いてきたかというこの頃。
ご本人が、自身のお茶会で前向きな発言をされたようで、案外、渦中のほうが冷静に物事を受けとめられるものなのかもしれない。
けれど、相当ショックであったろうし、悔しかったに違いない。

愛月さんがお茶会でおっしゃったという、
宙組からスターが生まれないと言われ続け、そのことをずっと考えてきた」

ここで言う「スター」とは「トップスター」のことか。
そもそも、これは生徒が悩むことだろうか?
スターは勝手に育つものなのか?育てるものなんじゃないのか?

プロ野球でいえば、外から助っ人ばかり呼んで来て、自球団の選手が全然育たないと嘆いているような状態ではないか。

こと宝塚においては、「生え抜き」とか「御曹司」とかいう言葉は嫌いで、
組替え大いに結構!可愛い子ほど、旅をさせちゃってください派なので、
自組トップ就任、他組トップ就任の括りに全くこだわりはない。

けれどもこれまでの宙組トップ就任事情は、いかがなものだろうと思ってしまう。
せめて、早霧せいなさんを宙組でトップにできなかったのかな~。
ひとつでも前例があると、どれほど組子の心の支えになるか。

頑張っても頑張っても、どこか他からスーッとやってきたスターが、一番良い席に座っちゃうわけだから、そりゃ向上心は萎えるでしょうね。
そこへ持ってきて「宙組からスターが生まれないのはなんで?」と言われてもね。
知らないよっ!

むかしむかし「監督がアホやからチームが勝てへん!」と言い放ってクビになった野球選手がいたけど、それを思い出す。

どんな理不尽な事情にせよ、前向きに異動を受け入れた愛月さんってエライと思う。

現在宙組にいる生徒。そして今後宙組に配属される初舞台生。
すべての生徒が希望を持って高みを目指していける組になることを祈りつつ。

 

あと余計なお世話だが、こうなったらオーシャンズのベネディクト役は、桜木みなとさんでお願いします。
適任だとか適任じゃないとかではなく、ここはもう宙組育ちの「意地」で演じてほしい。

まさかこの期に及んで、愛月さんを専科から呼んで…なんて、ややこしいことはしないでしょうね、小池先生。

仙名彩世さんの退団から見えること

花組のトップ娘役の仙名彩世さんが退団を発表した。

ひと足早く11月に退団する、月組の愛希れいかさんが力強く前へ出るタイプの娘役なら、仙名さんはスッと一歩後ろに控えているイメージの娘役。

男役から娘役に転向後、一足飛びにトップ娘役に駆け上がり、12作の大劇場作品でトップをつとめた愛希さんに対して、新公ヒロイン未経験でありながら、遅咲きのトップ娘役となった仙名さん。こちらは退団公演で4作品目となる。

何かと対照的な二人だが、共通するのは舞台におけるこの人なら大丈夫!と思わせる絶対的な安心感。
経験こそが成せる技ですな、これは。

男役にくらべて、娘役は役付きやいわゆる出世も早いが、そのため花の命は短く退団も早い。
この二人の娘役の退団を皮切りに、これから一気に宝塚のスター地図が変わりそうな気配。

仙名さんの退団で俄然関心を集めはじめたのが、トップスター明日海りおさんの次期相手役なわけだが。。。

ここにきて、ちょっとスッキリしたことが。

以前、「2019年に退団するトップスターは?」の記事の中でも書いたが、花組の来年スケジュールのイレギュラーの理由がわかった。

その時の内容がこれ

では、花組は…?
花組の来年6月の別箱は、ACTとバウ公演でイレギュラーな匂いがする。
ACTが関西の劇場ならば、今年の年末に舞浜で公演する「Delight Holiday」を関西のお客様にも!となり退団臭が一気に濃くなるのだが。

ああ、スッキリ!
まさか、仙名さんが退団するなんて当時は予想してないもんね。
つまり、来年のACTは新トップコンビのお披露目公演になるわけだ。

世間では、明日海さんが「やもめ」なのか「嫁をもらう」のかで、予想が割れているようだが、来年のスケジュールは新コンビが誕生しそうだよ!と語っている。

ついでに、この記事の中で予想していた

来年退団するトップスターは、
紅ゆずるさんと珠城りょうさんの2名
あるいは、
明日海りおさん1人だけ
と予想する。

についても、来年のスケジュールは明日海さんの来年退団の可能性は低くなったんじゃね?と語っている。

ということは、逆に紅さんと珠城さんの可能性が高くなったってことなのか?

宝塚にも働き方改革を!

部分休演
宙組)星風 まどか
※怪我のため部分休演いたします。なお、復帰時期については現在のところ未定となっております。

【部分休演場面】
『異人たちのルネサンス』—ダ・ヴィンチが描いた記憶—
第23場 フィナーレF
■代役
星風 まどか→夢白 あや


月組2番手の美弥るりかさんの休演がまだ記憶に新しいなか、宙組トップ娘役の星風まどかさんが初日から部分休演。

部分休演って何よ?

どうやらフィナーレのデュエットダンスのみ代役らしい。
あいかわらず「怪我のため」としか説明がないので、どの程度なのか、どこを怪我したのかなどは分からない。

推測するに、簡単な運動は「可」だが、激しい運動は「不可」という状況か。
ショーのなかでも、デュエットダンスがいかに激しい運動量なのかがわかる。
それにしても、負傷を抱えながらお芝居とショーを続け、痛みがないはずがない。

「安静が必要なので、しばらく有給でお休みしまーす」
といかないところが、つらい。

なにせ、夢を売る仕事ですから。

代役は夢白あやさん。103期生。期待の娘役らしい。

2番手の美弥さんの代役を3番手の月城かなとさんが務めたのは納得だが、トップ娘役の代役を研2の新人が担うのはいかがなものか。
大抜擢に本人のプレッシャーも計り知れないし、他にふさわしい娘役が宙組にはいなかったのだろうか。

デュエットダンスといえば、ショーの花形。
それを楽しみにしていたお客様も多いだろう。
なくすわけにもいかず、苦渋の選択か。

宙組は他にも103期生の亜音有星さんが怪我のため休演。

先月の美弥さんも含めて、最近休演者が多くね?

夏以降で思い浮かぶだけ並べてみると…。

花組/亜蓮冬馬さん ※怪我のため
星組/小桜ほのかさん ※怪我のため
月組/佳城 葵さん、音風せいやさん、一星 慧さん ※怪我のため

これからの活躍が期待される若手ばかり。
アスリートと同じで、一度怪我を経験すると、いきなり以前と同じような状態で復帰するのは難しいと思われる。

たぶんお稽古中の負傷だから、会社なら労災適用でしょうね。
そして、これだけ続くと一般企業ならそろそろ労働基準監督署から「もしもし?」と調査に入られそうな感じ。

プロだから体調管理も仕事のうち、と言われればそれまでだが、もしかしたら稽古内容やスケジュール、演出そのものにも問題があるのでは?と思えてしまう。

最高のパフォーマンスを披露するのが目的ならば、個人レベルではなく、もっと組織的にひとりひとりの体調を管理しなければいけないのでは?

宝塚にも働き方改革を!

トップスターになった方が、どんどん痩せていく姿をこれまでに何度も見てきた。
当然のことながら、スターは消耗品ではなく、生きた人間なのだから。

「歌劇」1月号の表紙に注目

宝塚歌劇団が公式に発行する情報誌「歌劇」と「宝塚GRAPH(通称:グラフ)」。

グラフの表紙が、
・トップスター
・トップ娘役
・2番手
・3番手
・有望そうなスター
と、幅広いスターが登場するのに対して、
歌劇の表紙は、原則、
・トップスター
・2番手
空きがあれば…
・在任期間の長いトップ娘役
と、かなり違う。

どちらかというと、歌劇の方がおごそか。格上感が漂う。

スターの掲載月はカレンダーと同じく、どちらもなんとな~く公演期間とリンクしている。

そしてここ最近お正月号、つまり1月号はどちらもトップスターが表紙に登場する。
だが、さかのぼってみると、グラフの方は2番手スターや娘役がお正月号の表紙を飾ったこともあり、かなり大ざっぱな感じ。
一方歌劇は過去10年、トップスターがお正月号の表紙を飾っている。

しかも、大劇場1月公演の組のトップが。

  作品 歌劇表紙  
2009 花組 太王四神記 轟悠 創刊1000号記念
2010 星組 ハプスブルクの宝剣 柚月礼音  
2011 雪組 ロミオとジュリエット 音月桂  
2012 花組 復活 蘭寿とむ  
2013 月組 ベルサイユのばら 龍真咲  
2014 星組 眠らない男 柚月礼音  
2015 雪組 ルパン三世 早霧せいな  
2016 宙組 Shakespeare 朝夏まなと  
2017 月組 グランドホテル 珠城りょう  
2018 花組 ポーの一族 明日海りお  


ああ、冒頭から違うじゃないか!
但し、この年は創刊1000号のため、轟さんに席を譲り、当時の花組トップの真飛聖さんは2月号の表紙に登場している。

では、来年2019年の歌劇1月号の表紙を飾るのはだれか?

大劇場の2019年1月公演はすでに発表になっている。
星組「霧深きエルベのほとり」。
ということは、紅ゆずるさんが表紙。のはず。

ここで、前回の2019年版「宝塚カレンダー」の掲載月から見えることの話題とかぶるが、トップスターが退団する場合、退団月の歌劇とグラフの表紙を飾るのは暗黙の了解である。

つまり、来年の歌劇1月号の表紙に紅さんが登場すれば、紅さんの2019年退団はなくなり、紅さん以外のトップスターだった場合、紅さんの2019年退団が濃厚となる。

歌劇は毎月5日の発売。
前号に次号の表紙の名前が掲載されるので、12/5には来年1月号の表紙が判明する。

2019年版「宝塚カレンダー」の掲載月から見えること

「年間スケジュール」と並んで、次年度の宝塚の構成図を予想する重要なアイテム「宝塚カレンダー」の掲載月が発表された。

まず、無難な感想から…。

「卓上カレンダー」
これまでバウ単独主演を果たした人たちは、1人写り。
あとは組ごとにまとまって。
各組3人。
花組だけ4人写りということは、花組に若手スターが多いということか?

「ステージカレンダー」
やたら人数が多いと思っていたら、まさかの2人写り。
これまで2人写りってあったっけ?
ステージカレンダーといえば、前年の舞台の名場面というか、名ショットというか、言ってみれば、よくキャトルレーヴで売られているような舞台写真を、大きく大きくしたカレンダーのこと。
どう見ても、前年同じ舞台に立ってないよね?の2人の組合せなので、2画面に切るのか?
苦肉の策だわね。

「宝塚スターカレンダー」
トップ、トップ娘役、2番手までのスターが掲載されるカレンダー。
娘役が2人写りになることが多いが、2番手では柚香光さんだけが昨年に続き2人写り。
興味深い。


これに来年の年間スケジュールを照らし合わせてみると、トップスターの退団時期が予想できる。

原則として、退団月を含めてそれより前にカレンダーに掲載される。
そしてカレンダー掲載月と退団月がリンクしてる確率が高い。

ただ、もともと掲載月は自組の公演期間に合わせていることが多いので判断が難しい。
しかし、ここで興味深いことが。

 

最近、非常に高い確率で「ステージカレンダー」の掲載月とトップ退団公演月がリンクしている。
トップ退団公演月といっても、大劇場と東京を合わせると3ヶ月くらいある。
その中でも、東京公演月、なかでも大千秋楽とリンクしている確率が高い。

過去10年で調べてみた。

    ステージカレンダー 大千秋楽  
2009 安蘭けい 3月 4/26  
  大和悠河 1月 7/5  
  瀬奈じゅん 12月 12/27
2010 水夏希 9月 9/12
2011 真飛聖 1月 4/24  
2012 霧矢大夢 2月 4/22  
  大空祐飛 4月 7/1  
  音月桂 12月 12/24
2014 蘭寿とむ 5月 5/11
  壮一帆 8月 8/31
2015 凰稀かなめ 2月 2/15
  柚希礼音 3月 5/10  
2016 龍真咲 8月 9/4 惜しい
  北翔海莉 11月 11/20
2017 早霧せいな 7月 7/23
  朝夏まなと 11月 11/19

★印は大千秋楽ビンゴ。16人中9人。56%。
龍真咲さんは、わずか4日差。惜しい。
龍さんも入れたら、16人中10人。62.5%。微妙。
ただ、ご覧のように音月桂さん以降、柚希さん以外はかなりの確率でリンクしている。

では来年はどうか?

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てっとり早く、来年のスケジュールに書き込んでみた。
(表紙は省かせていただいた)
ほぼ、公演月とリンクしてる。
別箱公演も含めて、イレギュラー月に掲載されているのは、星風まどかさんのみ。
では、5人のトップスターの中で、東京千秋楽が掲載月の人は何人いるか?

12月の珠城りょうさんのみ。

えっ?

ちなみに紅ゆずるさんは1月。
ただし、スターカレンダーは9月でニアピン。

明日海りおさんも8月。
こちらもスターカレンダーは10月でニアピン。

けれど、スターカレンダーの掲載月は今回の主旨ではないので、分析材料にいれない。

 

長々と検証してきたわりには、あまり成果のない結果になったような…。

(ただし、珠城さん12月は意味深だと思う)

 

 

美弥るりかさんの休演

月組 宝塚大劇場公演 休演者のお知らせ

9月22日(土)より休演
月組)美弥 るりか
※体調不良のため休演いたします。なお、復帰時期については現在のところ未定となっております。

■代役
フランツ・ヨーゼフ・・・月城 かなと
ルイジ・ルキーニ・・・風間 柚乃
ルドルフ・・・暁 千星
エルマー・・・蓮 つかさ
シュテファン・・・彩音 星凪  

 

宝塚の公式ページに発表があったのは9/22の午前9時あたりか。
秋の平穏な3連休の初日の朝に激震が走った。

宝塚は怪我の場合は「怪我のため」と書く。
それ以外は「体調不良のため」となる。

ツイッター上には前日の公演を観た人から、美弥さんの喉の調子に関する書き込みが駆け巡っていた。
フランツ役の美弥さんの歌は吹き替えだった。
パレードまで吹き替えだった。
セリフの声も出しづらそうだった。
と内容もさまざま。

美弥さんは大丈夫なのか?とネットがざわつくなか、9/22の朝、休演のお知らせ。

劇団が休演の決定をいつしたのかはわからない。
前日夜か、当日朝か。

休演する美弥さんの無念は、いかばかりか。
そして、一夜にしてルキーニ役からフランツ役に変わらなければならなかった月城かなとさんの恐怖たるや。

9/22は代役となった生徒も、それを見守る組子も、それぞれのファンも、ピーンとした言いようのない緊張に包まれた一日だった。

誰もが、非常事態が起きていることを認識していた。

当日のソワレを観劇した。
この日の感想はツイッター上にあふれてるので、あえて言うまでもない。
月城さんのお衣裳が多少ダブついていたり、フィナーレの男役群舞で風間さんが少し振り遅れるのを観て、ああ、やはり緊急事態なのだとあらためて感じた。

しかし、よくぞここまで一日で仕上げてきた。
宝塚の、月組の、底力を見せつけられた。

まだ公演中ではあるが、初日を乗り切った代役のみなさん、それを支えたまわりのみなさんに心から、ご苦労さまと言いたい。

さて、3連休の公演も無事に終わり、美弥さんの復帰を心待ちにしているファンも多いと思う。
しかし、ここにきてネットでは残念な「本音」も聞こえ始めている。
それはだいたい「月城フランツが絶賛されればされるほど、複雑な気持ちになる」という内容のもの。
美弥さんファンの気持ちはわかる。
けれど、それをあえて言葉にして発信するのはどうだろう。

月城フランツの評判を聞き一番安堵しているのは、他ならぬ美弥さん本人のはず。

舞台人として一番つらいのは、舞台に穴をあけること。
宝塚では有り得ないが、主要キャスト降板のため、公演そのものが中止になる舞台はいくらだってある。

ここで、エリザベートそのものが公演中止になったことを想像してほしい。

この場合、最もショックを受け、責任を感じるのは誰だろうか?
降板した役者本人ではないだろうか?

2013年「おのれナポレオン」の公演中、天海祐希さんが心筋梗塞のため降板した。
天海さんの代役を務めたのは宮沢りえさん。
1日の休演を挟み、2日の稽古で舞台を再開した宮沢さんの芝居は当時絶賛された。

では、天海さんは宮沢さんに嫉妬しただろうか?

「もし、りえに何かあったら私が飛んでいく」
天海さんは自分の降板で舞台自体が休演になってしまう危機的な状況の中、代役を引き受けてくれた皆さんに対して感謝の気持ちを伝えていたという。

舞台に立つ人は、自分の役だけではなく、舞台全体のことを気にかけている。
「誰ひとり欠けても舞台は成立しない」
という言葉をよく耳にする。
けれど実際は、一人が欠けても舞台を成立させなければならない。

劇団が復帰のめどを公表してくれれば、ファンの方の不安も軽減するだろうが、今は「体調不良のため」としか説明がない。

現在のところ美弥さんの復帰が、いつになるのかはわからない。
休演日明けの27日かもしれないし、もしかしたら大劇場千秋楽まで休演されるかもしれない。
そして、状況によっては東京公演も休演されるかもしれない。

そんな中で、今一番落ち込んでいるのは間違いなく美弥さんご本人。

美弥さんフランツを楽しみにしているファンがいるように、
月城ルキーニを楽しみにしているファンがいる。
風間ルドルフを楽しみにしているファンがいる。

けれど今は「誰か一人が欠けても舞台を成立させている」緊急事態なのだ。

不用意な発言で、まわりを残念な気持ちにさせるファンにはならないようにしよう。